恐怖体験!海外旅行で絶対に気をつけてほしいベッドバグの被害と対策

コラム

今回は私の中で1、2を争う海外での恐ろしい出来事のお話をしようと思います。

それはそれはもう、本当に、気が狂いそうになるような痒みと不快感

全身掻きむしりたい衝動をなんとか理性で堪える、そんな発狂寸前の日々が続きました。

オーストラリアでワーキングホリデー中の私に突如襲いかかった悲劇でした。


恐怖のベッドバグとマンションオーナーとの攻防戦

この恐怖体験をしたパースという街ですが、住みたい街ランキングにも入るとっても美しい街なんです!

みなさんは「ベッドバグ」という世にも恐ろしい虫をご存知でしょうか。

欧米に旅行する事が多い方は耳にした事があるかもしれません。

簡単に説明すると、寝具などに繁殖する害虫で、別名「トコジラミ」「南京虫」とも呼ばれます。

夜な夜な人間の血を吸って繁殖しているのですが、刺されると激しい痒みやアレルギー反応を引き起こします。

興味のある方は、ググっていただくと写真と共に詳しい情報が得られますが、めちゃくちゃ気持ち悪いので、苦手な方はお気を付けください。

さて、ワーホリも中盤戦となった私は、2番目に住んだ都市「パース」のシティに友人と一緒に素敵なマンションを借りました。

シェアルームの相場に比べるとやや割高な代わりに、煩わしいオーナーとの同居もなく、十分な広さをたった2人で満喫できるとあって、意気揚々と移り住んだのです。

が、一晩経って翌朝起き出した私は、早速身体の異変に気付きます。

「か、痒い、、、、!!!!」

その痒みたるや、蚊なんて全く比にならない程の、激痛ならぬ激痒!!!グワァァァァ!と全身を掻きむしりたい衝動が何度も押し寄せてきます。

いい大人なので歯を食いしばって耐えられたものの、子供だったら掻きむしって即血まみれだったと思います。

刺された跡は、酷いところは皮膚がボコボコと波打つ程の腫れ

半袖半ズボンで寝ていたので、皮膚が出ていたところ全体に広がっています。(上着がめくれ上がっていたので、お腹や腰にも、、)

特に一女性として悲しかったのは、首や顔にまで刺し跡が広がっていた事

跡が残ったらどうしよう、、と絶望的な気持ちになりました。しかも顔にまであのベッドバグが登ってきて吸血していったのかと思うと、吐き気を催すレベルの嫌悪感です。

(この後実際の画像がありますのでご注意ください)




実際の首回りの刺し跡。顔まわりはマシな方ですが、腰なんて最終的にミミズ腫れくらい腫れてしまいました、、

でもその時点ではベッドバグなんてものを知らなかった私。

これはダニだ!と決めつけ、マンションのオーナーに「ダニが出たのでなんとかしてくれ」とメッセージを送りました。

ところがダニと言ってしまったせいで、オーナーの対応も呑気なもの。

結局布団を干してみたりと簡単な対策を取って、同じベッドでもう一晩寝たのですが、これがもう最悪でした。

後に知ったのですが、ベッドバグには、

天日干しや市販の殺虫剤ごときではなんの効果もありません

ベッドのマットレスごと買い替えてしまうか(元のマットレスは焼却処分)、業者に駆除を依頼するしかないそうなのです。

次の日、とうとう耐えられなくなった私は病院に走ります。(ちゃんと保険に入っていたおかげでこの通院は無料!)

そこで初めて、この恐怖の刺し跡がベットバグとかいう輩の仕業だと知りました。

そしてここから、病院でもらった痒み止め?と思われる薬を飲み、塗り薬を塗りながら、永遠とも思われるマンションのオーナーとの攻防戦が繰り広げられます。

もうベッドには寝られないので、オーナーに連絡してとりあえず布団を用意してもらいます。

届けられた子供用サイズのペラペラの布団をリビングに敷いて寝ることになるのですが、その間にも駆除業者を呼ぶかベッドを買い替えてくれと何度も頼みました。

ちなみに英語がダメダメな私は、このようなやり取りだけでもすごく時間を食うし、なかなかニュアンスは伝わらないし、何ならなめられるし、本当に散々でした。

こっちは子供が居て大変なんだから、とか支離滅裂な言い訳をされたりもしました。

それから、寝室に置いていた私の洋服などの荷物にもベッドバグが繁殖してしまっている可能性があります

そうなると、その服を着てどこかに出かけると、行った先々でベッドバグをばら撒くことに。旅行者はそうやって自国にベッドバグをお持ち帰りしてしまうそうです。

服に居るかもしれないヤツらを駆除するためには、高温のお湯で洗濯すると良いと聞いたので(もしくは捨てて燃やす)とりあえず全部洗濯乾燥機にぶち込んで高温で洗いました。

おかげでお気に入りのトレンチコートなど、色んな服がダメになりました。

もう発狂です。

そんなこんなでやっとこさ、農薬でも撒くんだろうかというような装備の駆除業者が入りましたが、結論から言うと全っっ然駆除できておらず

そうとは知らず、「きっとこれでもう大丈夫」とそのベッドで3度目の睡眠を取りましたが、また悪夢が繰り返されただけでした

ヤツらの恐るべき生命力、ゴキブリにも勝るかもしれません。それとも業者がポンコツか、、。

ちなみに、あまりのトラウマに恐がる私のために、駆除した当日の夜は試しに友人が代わりに寝てくれたのですが、友人はなんともありませんでした。

恐らく体質的にアレルギー反応が起きやすい人とそうでない人が居るのだと思います!

とにかくもうそんな所に住み続けるわけにはいかない!

ということで今度はオーナーとの引っ越し交渉が始まるわけです。

が、一晩たりとも安眠できず、トラウマでカフェの布製の椅子でさえ怖くなっていた私はもう疲労困憊、目は虚。

その時働いていたネイルサロンで愚痴をこぼしていた所、たまたま居合わせた雇い主のご夫婦が「それはひどい!」と私の刺し跡を見て、自分の事のように怒って心配してくれたのです。

この時の親切にどれだけ救われたかと思うと、彼らには感謝してもしきれません。

「私が話してあげるから」と奥さんがマンションのオーナーに電話をかけるように言います。

電話を代わると、何やら話し込んだ末に、

1、通常引っ越しは数週間前に連絡が必要な所を今回は免除

2、これまでに支払った分の光熱費は返金

3、引っ越し日までの数日の家賃は免除

という条件を相手に飲ませてくれたのです!

どんな風に言ったのかは知りませんが、なんて心強い!!!

この時期とっても辛かったのでうっかり泣いてしまうところでしたが、本当に本当に助けられました。

そうして私のベッドバグ大戦争に、やっとのことで終止符が打たれたのでした。

ベッドバグ被害に遭わないために

パースではこんなのどかな風景が街中に広がっています。

さて、この憎きベッドバグですが、主に欧米圏の安宿のベッドなどで遭遇する事が多いそうです。

ベッドバグは日中ベッドのマットレスなどに潜んでいて、夜になると突き破って出て来て人間の血を吸い、また朝にはマットレスの中に戻っていきます。

駆除業者のおじさんが教えてくれた事なんですが、ベッドバグが通った後は黒い点々としたシミが付いているそうで、それがベッドバグが居るかどうか見分ける方法だそうです。

なので、旅行先でホテルに付いたら、バーンとベッドに寝転がる前に、まずはシーツを引っぺがしてマットレスの隅をじっと観察して下さい

そして万が一変な黒いシミがつているようなら、即フロントに電話して、部屋を変えてもらって下さい!

その間絶対にスーツケースを開けてはいけません。ヤツらは堂々と荷物に紛れ込んできます。

そうなったら私のように高温で洗濯し、服をダメにするハメになります。

日本ではほとんど聞くことのないベッドバグですが、うっかり体験してしまった私からすると、こんなに恐ろしい害虫はいません!

この記事を読んでくださった皆さんの旅が、ベッドバグの餌食にならないよう、少しでも参考になれば私の経験もちょっとは報われるというものです。

そしてベッドバグ対策情報をお持ちの方は、ぜひぜひコメント欄に書き込んで共有して下さい!

恐ろしすぎるベッドバグにお気をつけて、お互いに楽しい旅をしましょう!

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