これは2020年1月に、ひとり旅で釜山に行った時のお話です。
釜山は海が近くて雰囲気も良く、ご飯も美味しくてとても楽しい街。実際この旅も本当に楽しかったのですが、実は帰国の飛行機の中でとんでもないトラブルが起きました。
今回はそんな、釜山旅行の帰りに起きた恐怖体験をお話します。
楽しかった釜山一人旅
ソウルには過去に何度も行きましたが、釜山はこの時が初めて。
釜山は韓国第2の都市で、日本で言うと大阪みたいな感じと言われたりします。海に面した街で開放的な雰囲気、ソウルとはまた違った魅力で人気の観光地として知られています。
日本からもアクセスが良く、関西国際空港からだと2時間かからないくらい。週末弾丸旅行でも行きやすい海外旅行先として、日本人にも人気があります。
1月でもソウルよりは暖かく、コート1枚で十分観光できるし気候もすごく良かったです。
クッパや海鮮など釜山ならではのグルメもたくさんあって、美味しいものばかり!すごく楽しい釜山一人旅になりました。

恐怖体験!飛行機内で食中毒発症
さて、今回はそんな楽しかった釜山旅行の裏話をお話します。
とっても楽しい旅行だったことには変わりないのですが、実はあの旅行には、恐ろしい続きがありまして、、
最終日当日は、今思えば朝起きた時から何だかちょっとおかしかったんです。
すこ〜し身体がだるいような、、微妙に食欲も無いような、、?
前日の夜に瓶ビールを大瓶で1本飲んだので、もしかしたらお酒が残っている可能性もあるけれど、とはいえ二日酔いになるような量でもないし、、???
僅かな違和感だったので、気のせいだろうとその時は無視して最後の観光に出かけました。
そして昼頃、帰国の飛行機に乗るために、金海国際空港へ。
この日は朝早くにパンを食べただけでしたが、お昼を過ぎても全くお腹が減らず「何かあっさりしたものが飲みたいな」と思い、とりあえず搭乗口付近のカフェで買ったベリー系のスムージーを飲みました。
今思えばこのチョイスも私にしてはちょっと変。
いつもなら、このタイミングで飲むなら絶対にビールかコーヒー。
でもなぜかそういう飲み物は飲む気にならなくて。少し不思議に思いながらも、滅多に飲まないスムージーを飲んで、いざ機内へ。
離陸してすぐ、睡魔に襲われて少し眠りました。
そして次に目が覚めた時、身体に異変が。
とりあえずすぐに席を立ってお手洗いへ。
汚い話で申し訳ないのですが(お食事中の方ごめんなさい)、お腹の調子が悪くて10分ほど篭ります。
その後、もう大丈夫か?と立ち上がると、今度は急に強い吐き気が!
そのまま便器を抱え込む事態に。
おかしい。これは、何かがおかしい。
そうは思ったのですが、私は元々三半規管が弱く、どんな乗り物でも乗り物酔いの常連。飛行機でも酔うタイプの人間です。
昔、飛行機酔いに苦しみながらモニターで鑑賞したシュレックが頭をちらつきます。
「そうか、もしかしたら飛行機酔いかも?」と思い直し、落ち着いたタイミングで一旦席に戻ります。無駄にポジティブ。
と、落ち着いたのも束の間、5分としないうちにまたトイレへダッシュ!
この時の横の席の方の迷惑そうな目が今でも忘れられません。
そしてこの後、着陸時のシートベルトサインが付くまで、ついに1度もトイレから出る事ができませんでした。
途中CAさんが心配して、何度も扉を叩きます。
1度扉をあけて、体調が悪いと伝えるとお水をくれました。
が、そのお水も飲んだ瞬間吐いてしまうんです。
な、なんだこれはーー!!?
初めての症状にパニックになりながらも原因に頭を巡らせると、思い当たったのは、前日の朝に市場で食べた生の海鮮。
もしかしたら、海鮮の何かにあたったのかも、、(大好きな生牡蠣??)
ちなみに観光客に人気の市場は、お店の方は気さくで優しく、市場で買った海鮮を食堂で好きなように調理してもらうスタイルですごく楽しいし、私としても本当に心からオススメできる場所です。
と、まあ想像する事はできても原因をはっきりと特定は出来ないので、迂闊に何かを犯人にする事もできませんし、そのつもりもないのでその点はご理解下さい。
私は海外旅行では、生物だろうと生物だろうと見たことない食べ物だろうと、虫以外はなんでも現地のものを現地の食べ方で体験したい!と思うタイプなんです。
兎にも角にも、恐らく食中毒か胃腸炎か、そのような病気がまさかの飛行中の飛行機内で発症してしまいました。
空の上、トイレ以外に逃げ場はありません。最悪の事態です。
この後トイレに立て篭っていた私ですが、着陸体制に入ってシートベルトサインが付くと、緊急用のゲ◯袋と一緒に無理矢理席に戻されます。(ヒドイ!泣)
そこから着陸までの数十分と、更に着陸後に降り口まで延々と滑走路を走る機体に揺られ(この日に限ってめちゃくちゃ長かった)、実際に機外に降りるまで、なんとか口を真一文に結んで耐え忍んだ私。
座席に座ってあの袋に何て、、周りの人にも申し訳ないし、私には出来なかった、、。
そして1度口を開いたら最後、もう2度と止める事ができないような、恐ろしい予感もありました。
本当に気の遠くなるような地獄の時間でした。
そうしてやっとこさ機外に出ると一目散に空港内のトイレに駆け込み、結局そこでも約30分の立て篭もり。
そしてなんとか税関の手前まで歩き、体調が優れないと申告し、医務室へ。
その後はもう歩けなくて、車椅子でCAさんがお迎えに来る事態に。
さらに最悪なことに、タッチの差で成田の病院が時間外に。CAさんの話によると、軽い診療しかできないんだとか。
その上この時の私、保険証を家に置いてきてしまっていて。泣
成田で病院に行くなら、全額支払って後日保険証を持って再度来院して精算が必要。成田は遠いよ、、。診療だけなら無駄か、、なんて、朦朧とする頭で考えたり。
何から何まで最悪のタイミング!
もうしんどくてまともに頭も回らず、とりあえず空港内の特別室(あんな部屋があるとは知りませんでした)のベッドでそのまま1時間ほど休ませてもらいました。
そして途中何度もトイレに走りました。
正確には私を車椅子に乗せたCAさんがトイレに走ってくれたんですが、、。
さて私はこのまま帰るのか、はたまた救急車を呼ぶのか、という話になってくる訳ですが、
結局付き添って頂いていたCAさん達との話し合いの結果、食中毒だった場合、毒を出さないといけないので嘔吐と下痢は止められないし、せいぜい脱水等にならないよう点滴くらいしかできないのでは?
という結論になり、それならばと私は自力で家に帰る決断をします。
タクシーなんか乗った日にゃ最後、たぶん車内で粗相をしちゃうだろうから却下。
特急電車のトイレのそばの席をCAさんに取ってもらい、なんとか乗り込みます。
この時ずっと付き添って下さったCAさんは、他の病院や電車やタクシーなど色々と調べて下さったり、ほんとにほんとにご迷惑をおかけしました。
意識朦朧とする中、きちんとお礼をお伝えしたか定かでは無いので、今この場を借りて改めてお礼を言いたい!
そうやってなんとか自宅の最寄駅に到着した私は、当時一人暮らしだったので、コンビニでポカリスエットだけを買い込んで、やっとの思いで自宅のベッドまで辿り着きました。
その後、ひどい症状は1日半くらいで収まったけれど、3日間は何にも食べられませんでした。
起き上がれなくて結局病院にも行かなかったので、あれが何だったのか真相は今でもわかりません。
でも多分、市場で食べた牡蠣かな?思い返すと、よくないって聞くけど、殻に口をつけてしまったんです。
さすがにもう2度と経験したくない、と思った出来事でした。
ちなみに完治した後は、相変わらず生牡蠣含め生ものもよく食べています。
今後、海外に行ったら、、、
やっぱりまた何でも食べちゃうだろうなぁ。笑
現地でうまいとされるものは、出来るだけ現地の食べ方で食べたいとやっぱり思うのでした。(タイでもお腹を壊したことがあります)
でもこういうこともあるんだなって良い教訓になったので、今までよりは少し注意して何を食べるか判断しようと思います。
海外旅行での食中毒を防ぐために
海外旅行では、日本と衛生環境や食文化が違うため、どうしても体調を崩してしまうこともありますよね。
私自身も今回の経験を教訓に、海外に行く時には、私なりの最低限気をつけるルールがいくつかできました。
ここにまとめておくので、これから海外旅行に行く人の参考になれば嬉しいです。
生ものは体調と相談して食べる・食べ方を気をつける
海外では、日本ほど衛生管理が徹底されていないことなんてザラにあります。
特に刺身や生肉、半生の料理などは、気をつけるべき食べ物です。
まず、体調が万全でないときは避けた方が安心。
旅行中は疲れもたまりやすいので、寝不足だったり、朝起きて「ちょっと今日は疲れてるかな?」と思った時は無理して食べないようにしています。
それから、生牡蠣に関しては、殻に触らない、殻を舐めない!これを徹底することが大事です。
ついつい殻に残った汁まで全部平らげたくなるんですよね、、笑
屋台は人が多い店を選ぶ
屋台グルメは海外旅行ならではの楽しみの一つですが、食中毒防止の観点では、まず、お店選びがとても大事です。
人が多い店は食材の回転も早く、比較的新鮮なことが多いので、できるだけ人で賑わっているお店や、回転が良さそうなお店を選ぶと安心です。
水はミネラルウォーター、氷は抜いてもらう
水道水をそのまま飲むのはおすすめされていないような国ではもちろんですが、安全に飲めると言われる国でも、できるだけ飲み水はミネラルウォーターを買います。
また、歯磨きの際の水もミネラルウォーターを使うとより安心です。
それから、更に気をつけたい場合は、屋台のジュースなどを飲む際は氷を抜いてもらうと食中毒リスクが下がります。
正直私は氷は今でも気にしていませんが、昔バンコクでお腹を壊した時は、多分フルーツジュースの氷が原因なんですよね。笑
胃腸薬などを常備
何もないのがいいのですが、これだけ気をつけていても何があるかわからないのが海外旅行。
食中毒までいかなくても、食事や環境の変化でお腹の調子が悪くなることもよくあります。
そんな時、普段飲み慣れている胃腸薬や整腸剤を持っていると安心です。
バンコクでお腹を壊してうずくまっていたら、現地の道行くお婆さんが謎の錠剤をくれようとしたことがあったのですが、流石に怖くて受け取れず、、。
でもお腹はめっちゃ痛いし、辛かったです。あの時自分で薬を持っていれば、、!
そんな経験もあり、旅行に行く時は、念のために胃薬や整腸剤をたくさん持っていくようにしています。
元々お腹が弱い方でもあるので、お守りのように感じて、持っているだけで安心します。
まとめ
今回の釜山旅行は、楽しい思い出と、大変な経験の両方が残る旅になりました。
釜山は海が近くて景色もきれいで、グルメも豊富な魅力的な街。私自身、すごく気に入ったし、絶対また行きたいなと思っています。
ただ、海外では日本と環境や衛生状況が違うし、今回のように体調を崩してしまうこともあるんだな、と改めて認識。
旅行中の食事や体調管理にはもっと気をつけることが大切だと実感しました。
ちなみに、市場は本当に楽しくて美味しくてお店の方も優しかったし、市場が悪いわけではないと言うことだけはお伝えしておきます!
食べ方の工夫などで防げた事態だったと思います。
好奇心を持つのもいいけど、体調を崩していては台無し。
今回のことは海外旅行を楽観視しすぎていた私に良い緊張感を生んでくれました。
これからは、より体調や安全に気をつけて、さらに旅行を楽しみたいと思います。



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